2019-10-06

Collateral Beauty


映画レビューを細々と始めてみようかと思います。
今回は「Collateral Beauty」(邦題:「素晴らしきかな、人生」)。

広告代理店を経営する主人公ハワード(ウィル・スミス)、カリスマ性もあり事業も軌道に乗っていた矢先に、最愛の娘を亡くします。

食事や睡眠をとることもままならず、日々「愛」、「時間」、「死」への手紙をポストに投函していました。

会社の倒産の危機に直面し、ハワードの共同経営陣兼友人の3人(ホイット、クレア、サイモン)が役員として不適格であるということを証明しハワード自身から退職をさせるために動き出します。

偶然出会った役者3人たちに「愛」、「時間」、「死」というハワードが書き続ける手紙の返答を演じさせ、ハワードとの対話を試みます。

ハワードだけではなくそれぞれ悩みを抱えるホイット、クレア、サイモン。
彼らの心がどのように変化していくのかを描いた作品です。


                                        

この作品の大テーマ。

人は「愛」を渇望し、「時間」を惜しみ、「死」を恐れる。

最初のシーンでこのことについてハワードがスピーチをするシーンがあります。
(娘が亡くなる以前の回想シーン)


この最初のシーンからドカンときました。

細分化したらキリはないけど、この3つが人生を占めているものだなと。

なんて簡潔明快な表現だろうと。


私がこの映画で好意を持てる点は、ハワードだけに焦点を敢えて当てていないところ。

ホイット、クレア、サイモンが、「おいおい、そこまでする?」というような行為も

回りまわって彼らの悩みに対してヒントを与えているから。

きっと、前に進むきっかけが欲しかったのはハワードだけではなく彼ら3人も。

ラストシーンも「え?そういうことなのか。なるほどね。」という感じで

受け入れやすいエンディングになっているかと思います。


邦題訳に関して色々な意見があるようですが、

確かに意訳に意訳を重ねた結果なのかなという印象です。

ただタイトルだけを邦題で見ると、明るい映画なのかなという印象を受けてしまうのも事実かもしれません。

言語はきっちり当てはめることが中々出来ないからこそ奥が深いとも思いますが。

                                        

個人的に腑に落ちた台詞が1つ。

子どもを授かりたいと悩むクレアに対して、「時間」を演じたラフィから一言。

「子どもは自分で産まなければいけないわけじゃない。彼らはあなたと歩んでいくものだ。(Your children don't have to come from you. They go through you.)」

ちょっと私の日本語訳がよろしくないと思うので原文も載せておきました。

これもなんだかドカンときました。

女性は子どもを授かるのに「時間」というリミットがある。

でも、必ずしも自分のお腹の中で育てた子どもだけが自分の子どもとも限らない。

要は、どうやって育てて共に歩んでいくかなのではないかなと。

そう考えると、結婚したりパートナーがいて子どもを授かるだけが全てじゃないのかもしれない。

それなら、一人でも子どもを育てるために経済力をつけたりスキルをあげることも今よりもっと大事なことになってくる。

そうやって自分の責任感を増やすことも素敵なことなんだろうなって思えます。
                                        

恐らく見る度に3つのうちの1つのテーマ「愛」、「時間」、「死」に対して、

気付きを与えてくれる映画なのではないかなと思います。

私の場合は、今回「時間」でしたが、次に観たときには「愛」かもしれないし、

「死」かもしれないし、はたまた「時間」についてまた発見があるかもしれません。


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2017-10-30

怒涛のTerm 1A

わーお。
出国してからかれこれ2ヶ月くらい経とうとしております。

こちらオランダ、ハーグ、今日からサマータイムが終了で
まさに冬にこれから向かっていこうとしております。

気温は14℃とかなのに風が冷たすぎて体感温度は一桁台。
今でこんなんだと12月とか1月とか乗り越えられるんだろうか。苦笑

なんでかって、よくよく思い返すとそこまで寒くて耐えられない場所に
住んだことないんですわな。
オーストラリアもマラウイも寒い時期はあったけど、全然耐えられたし、
着込めばどうにかなってたんだけども、さてはてどうなることやら。笑

学校の紹介は別記事でまたしようかと思います。

到着して2週間くらいオリエンテーションやら銀行口座開設やら市民登録やらを済ませ
授業スタート。

なんと、、、、、、週5、ほぼ9-18とかいうわけのわからない時間割でございました。

なぜかというと、聞くところに寄ると2年間分のカリキュラムを無理やり15ヶ月に組み込んでいるからだそう。








いや、2年にすればええがなーーーーーーーー!!!!!

ちなみにTerm(日本でいう学期)はTerm 1A,1B・2・3・4と分かれていて、
Term1を一括りにすれば、大体どのTermも3ヶ月ずつくらいになっております。

毎日毎週イレギュラーな時間割、同じ先生に週3とか4で会う感じでございました。



とある週の時間割

この1ヶ月ちょっとはFoundation courseということで、
要はdevelopment studiesの基礎の基礎を学んでちょうだいよ
という趣旨のもと、

・Economics
・Sociology
・Political Science

そして、
・Making of Development(MOD)
・Academic/ Advanced Writing
・Reserch pepar preparation, Academic skill

とかもうなんかてんこ盛りでしたorz
まっ、Writingのクラスは私が英語レベルが低いから、
取らなきゃいけなかっただけなんだけどさっ!泣

そしてついに先週Foundation course+MODの試験が終わりました!わーい

1週間毎日試験とか想像もしてなかったし、自分の勉強方法が鼻糞レベルで
10日間くらいほぼほぼ徹夜しておりました。(白目

いや、完全に自業自得であります。

でも今回を通して、勉強方法の改善点も見つけられたし、普段の勉強方法も
見えてきたような気がするので、引き続き頑張っていきます!

とりあえず、ほぼすべて紙媒体にしないと頭に入らない…
なぜかというとほとんどのReading materialはデータで提供されるので
印刷代もかかるしと思ってパソコンで読んでたけども、
たぶん全く頭に入ってなかったんですな。
そして、ワードとかに内容まとめてたりしてたけど、いまいち分かりにくい。

というわけでノートに図式化して整理するようにしました。
















アナログ方式じゃないと勉強できないのが、
なんともアナログ推しな私らしいというか非効率というか…(笑)

今週からTerm 1Bへ突入、ついに専門科目が始まります!
またこのタームも週5でございますが、もう今始まったことじゃないので、
乗り切ります!!(半分ヤケ)

正直ね、自分の英語レベルが低いことで結構落ち込んだりとか、
あれ、わざわざここに来て勉強しなくても良かったのか?とか、
そんな時もあるんですけどね、
同級生とか先輩とか優しい人がたくさんいて、
しかもみんなの頑張ってる姿が刺激になって、
どうにかこうにかまだ禿げずに済んでいます。笑

次、Term1Bの試験後の更新とかにならないようにしないと。笑
オランダ紹介もこれからちょこっとでもできるように更新しまーす!

2017-08-26

千差万別な道を歩くこと

協力隊から帰国して約一年。

受験準備にひーひーして、結果来なくて問い合わせたら出願システムのエラーって言われて、ようやく合格をいただき、年明けから某NGOで半年ほどお世話になり、その間に協力隊経験をお伝えするセミナーを何度かやらせてもらい、とかそんなことしてたら一年経とうとしてた。

たまにマラウィアンとも連絡取りながら、「あー、マラウイ行ってトゥンブカ語話したいなー」とか思いながら。


出国間際でも本当にこの選択が良いのか考えたりもしたけれど、ここまで来たら楽しみまくってやろうと思う。どんなに課題が多くても、色んな国の同級生のびっくり言動に出くわしたとしても、悩むことも落ち込むことも、全部ひっくるめて。


帰国して、いろーんな人の歩んでいる道を見聞きして、どんな人でもどんな状況でも私にはキラキラして見えた。誰一人として同じ道はないし、違うからこそ意味があり、尊い。軌道に乗っていたり、もがいたり色々な状況であっても、その人の道を歩いていることに胸を打たれ、感銘を受け、涙が出ることも。そんな人たちが周りにいること、話を打ち明けてくれることに幸せを感じるし、感謝してもしきれない。

人との距離感に多少難ありな私を受け入れてくれている方々、本当にありがとう。

また色んな人の新たなストーリーを聞けることを、私自身のストーリーを話すことも心から楽しみにして、数日後出国します。

2017-05-13

療養帰国から本帰国までの激動の日々

完璧に時間経ちすぎましたねー。でも更新します!

一時療養帰国から本帰国までの日々!

2ヶ月間(7月~9月)しかなかったけど、とてもとてもハードな2ヶ月間でした。

それと同時に本当にかけがえのない幸せと愛おしい時間を過ごすことが出来ました。

まず、衛生啓発のイベントがどうにかこうにか形になりました。

開催地でのキックオフミーティングから各種デモンストレーションの練習、会場設営等々で足繁く通い、ドラマの出演依頼を違う村にお願いしてそちらの練習も監督し、招待状をあちらこちらに配り、JICAへの業務費の申請(配属先の予算不足の場合、申請によっては業務費が支給される制度があります)を行ったりと、まぁ挙げればキリがなかったですね。

それと並行して、オフィスの3S(整理・整頓・清掃)を行い、後任要請を出さなかったので、少しでも5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)を続けやすい環境を整えたかったという理由で、マニュアル作成。

そして栄養改善を目的とした地域での料理教室開催。

それプラス通常業務(乳幼児健診やら家族計画の定期受診)。

書いてるだけでもよく分からなくなってきますね。笑

いやー、この短期間でこれだけのことをやり切ってくれたとカウンターパート、同僚を褒め称えたい!!!

ひーひー状態な私を横目に、彼らは目に見える限りそこまでひーひーせずに物事をこなしていて、頭が上がりませんでした。本当にすごい、の一言です。

その衛生啓発イベントをかなり簡単にご紹介します。

蚊帳の貼り方を練習したり、ドラマの練習をしたり、ダンスの練習をしたり。
ちなみにドラマもダンスも衛生啓発について。(例えばトイレの後は手を洗おうとか栄養バランスを考えてご飯を食べようといった内容です)

当日。アフリカンタイムということで3時間遅れでスタート。笑
会場の一部。お偉いさんたちの席。
蚊帳の使い方デモンストレーション中


ドラマの一部
井戸の正しい使い方説明中



ですが、招待者や近隣、JICA関係等合計で100名以上が参加してくれました。
そして、招待者の方々からは運営、コミュニティ主体のやり方等を評価していただき、涙涙でした。
私がというよりもカウンターパート、同僚、開催地のコミュニティの頑張りや姿勢が評価されたと思うと嬉しくて嬉しくて。

というのも準備期間に私のカウンターパートが言ったんですよね。

「当日は僕らではなくコミュニティが主役なんだから、彼らが堂々と発表出来ることが大切なんだ。だから練習もきちんとしないとね。一種のエンパワーメントだよ。」

こんな言葉が出るなんて!!!!!
しかも、それがきちんと他の開催メンバーの同僚たちにも浸透している!!!

本当に本当に心から嬉しかったです。私の隊員スタンスとして一番大事にしたいと思っている所が伝わった(ということにして下さい。笑)し、それを行動に起こしている!

それこそ、イベント終了後の反省会というかお疲れ様の挨拶のときにはマラウィアンの前で初めて号泣しました。

悔しくても、腹が立ったときも、嬉しいときもマラウィアンの前で泣くということがなかったのですが、達成感と嬉しさが頂点を越えたようでボロボロと泣きました。(笑)

これがまず1つ目のマラウイに戻って本当によかったこと。

次に3S活動。

前からやりたいやりたいと言われていた活動に短い期間ながらも取り組みました。

正直、これは私が率先してやろうよとは言っていないものでした。なぜかというと、私が率先して整理整頓しても掃除要員として彼らが継続することが全くといっていいほど想像できなかったからです。現に前任先輩隊員たちが取り組んでいた形跡がかすかに感じられるくらいにしか残っていなかったですし。

しかし、カウンターパート+やる気がある同僚2人が取り組みたいということと、他の同僚たちも少なからず汚いオフィスにイライラしていたようなので、早速開始することに。

整理整頓もほとんど問いを投げかけるだけで自分たちで分類したり分けたりしてもらいました。棚のレイアウトも彼らにお任せ。実際の移り変わりはこのようになりました。



私はその手順をマニュアル化することとリクエストをもらったラベル作り専門みたいなポジションに徹しました。

配置もラベルも彼らが分かりやすいことが一番。
もちろんこんな風に書類を分類したらどう?ここにこれを置いたら?というような提案はしてましたが、それも彼らが嫌だと言えば折衷案やらボツにしたりしました。

と言ってもすぐ折れるというスタイルではなくて、なぜそれがいいと思ったのか、なぜ嫌だと思ったのかということもしつこいくらい聞きました。
だから、作業だけすれば短い時間で終わることも話をしながらやるので、すぐには終わりませんでした。これが効率が悪いと言われれば、その通りかもしれないですが、彼らの整理整頓や業務効率の考え方を知ることが継続性に期待が持てると思ったので、そこは時間を掛けました。

そのおかげか、「これは●●をするときにすぐ取れるようにここにまとめて置いておけば効率良いからさ。」というような会話が同僚間で生まれました。
なにせ狭いオフィスを10人くらいで使用するので、使ったら適当な場所にポイっとしたり、とりあえず押し込んでしまう、積み上げるという行動が染みついていたんですよね。それに掃除をすることをドヤ顔で5Sやってるよ!と言うような人たちばかりだったので、多少の変化が生まれたかなと思っています。

そしてそして嬉しいことに帰国後半年くらい経ったときに同僚が写真を送ってくれましたが、ほとんど変わらず使ってる!!!

そもそも写真を送るのもネット環境悪いのに送ってくれることだけでも感動でしたが、ちゃんと継続してるということが心から嬉しかった。


あとは栄養改善ということで地域での料理教室を同期隊員とコラボして開催。

そして「帰るよー」の挨拶回りをして(と言っても多分まわってた場所半分くらいしか行けてない苦笑)、配属先で日本食を大量に(徹夜で料理を作るという意味わからんことしました)振る舞うパーティーをして、ばたばたと荷造りをして、首都に引き上げ帰国という形で私の青年海外協力隊員としての2年間は幕を閉じました。




閉じたと書いてはみたもののここからがスタートなのかもしれないなと思っています。それはまた別記事で書こうかな。協力隊期間の総まとめみたいな感じで。

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2017-02-01

明るく飛躍せよ、2017年!

年が明けて1ヶ月過ぎてしまいましたが、本年もよろしくお願いします。

このブログもかなりゆるーく更新していますが、早4年ですか。
なんとも月日が経つのは早いような遅いような。
相変わらず時間の感覚が早くなることはなく遅いままな私です。(笑)



さてさて、協力隊生活も無事(?)満了しまして、次の道へ進もうと奮闘し早数か月。

療養帰国から復帰した最後の活動に関しては別記事にて触れます。


最近はというと一番最新の記事でも触れていたように、大学院への進学めざし中であります。

大学院という選択肢はぶれていませんが、数か月の中で行ったり来たりの迷いを乗り越え、ようやく第一志望の学校の出願を終えました。

第一志望を日本の学校から海外へ変えました。
それが行ったり来たりの迷いの結果となりました。

なので、今は結果待ち。どうなることやらですが。

そもそも帰国後からIELTS(海外大学・大学院出願時に求められる英語テスト)のスコアを取るところから始め、出願書類を揃えてなんてことを、準備時間平均の数分の一の時間でやるということ自体が大分無謀でありました。

いつものあれですね、どたばた劇。(苦笑)

第一志望の結果はどうであれ、英語力はまだまだ未熟、かつ第二志望の準備もあるので、まだまだ道のりは続くわけです。
そして合格がゴールでもないので、それこそまだまだ道のりは長いですが、やるっきゃないです。


自分のこのよくわからないやる気は一体どこから来るのか。
簡潔に言えば“悔しさ”と“希望”なのだと思っています。


協力隊で専門性のなさに落ち込み、さらに療養帰国で落ち込み、活動の成果と呼べるものも少なからず残せたもののやはり物足りず。

その一方で落ち込む中であっても、自分が専門として仕事をしていきたいと思える分野に出会えたこと。

そんな+と-の両方の感情がまぁまぁいいバランスでいてくれるようで、やる気を保てています。


先はまだどうなるか分かりませんが、未知の未来を楽しんで生きてやろうと思います。

自分自身で楽しくも不安にも出来てしまうのなら、楽しいと思える方が精神衛生上も良いじゃないですか。

だからこそ2017年はより一層のポジティブシンキングで色々なチャレンジ・試練に挑んでいきます。

そしてブログの更新もがんばります!笑

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Collateral Beauty

映画レビューを細々と始めてみようかと思います。 今回は「Collateral Beauty」(邦題:「素晴らしきかな、人生」)。 広告代理店を経営する主人公ハワード(ウィル・スミス)、カリスマ性もあり事業も軌道に乗っていた矢先に、最愛の娘を亡くします。 食事や睡眠...