さて、色んな方に「マラウイってどこ?」「なんでマラウイ?」ということをよく聞かれるので、今回はマラウイの概要と協力隊応募の際になぜマラウイを希望したのか、私の要請内容をつらつらと綴ってみます。
まず、マラウイってどこにあるのかというと、
アフリカ南部に位置する内陸国。
タンザニア、モザンビーク、ザンビアに囲まれています。
面積:北海道と九州分。国土の20%はマラウイ湖(アフリカで3番目の湖)
人口:約1600万人(2013年)
言語:英語、チェワ語、トゥンブカ語、ヤオ語、その他部族語
宗教:約70%キリスト教、約20%イスラム教、その他
産業:約8割が農業(メイズ(トウモロコシの一種)、タバコ、砂糖、コーヒーetc)
通貨:マラウイクワチャ
首都:リロングウェ
内陸国ということもあって、輸送コストが隣国よりもかかるので、物価はそこそこ。
首都は物がそろっていますが、高いです。でも、日本食を作ろうと思えば、醤油や料理酒等はあるので、お金を出せば作れます。(だし・みりんがないのが残念)
地方はどうなのかというと、私の住んでいる場所の物価は高くはないですが、選択肢自体が少ないです。例えば、野菜で常にあるのは、トマト、玉ねぎ、じゃがいも。
にんじん、ピーマンなんてものは滅多になく、遠出した際に買うといったような感じです。
少ない種類の野菜でもマラウィアン(マラウイ人の意)は毎日それを食べています。
シマ(マラウイの主食。メイズを粉上にして練ったもの。ウガリに近い)と共に。
観光地と呼べる場所もいくつかの国立公園(ライオン、キリン、シマウマはいないらしい)とマラウイ湖。近隣諸国と比べてしまうと劣ってしまい、観光客は少なめ。
そして、輸出しているものが、タバコ、コーヒー、砂糖と国際競争にさらされる品物ばかりなので、その変動性に国内経済も左右されやすい状態です。
人口もどんどん増えています。私の配属先のヘルスセンター(そんなに大きくないところ)でも月に60~90人生まれています。公的医療はすべて無料で受けることが出来ます。
ですが、財源がない上で無料にしているので、医療関係者はがんばっても昇級や増給ということがまずありません。つまり、モチベーションに繋がらず、患者を待たせることもお構いなしなことも多々。
細かいマラウイのことについてはまた別途書くことにして、どうしてはたまたマラウイを志望することにしたのかという話に移ります。
協力隊応募を考え始めたころ、どの国を希望国として応募しようか、グローバルフェスタという毎年東京の日比谷公園で行われる国際協力の大規模イベントに行き、探ることにしました。
グローバルフェスタでは、大使館、外務省、JICA、NGO等々多くの団体がブースを出しているので、情報収集にはうってつけの場所でした。
と言っても、やみくもに回るのではなく、あらかじめなんとなくですが、目星をつけておきました。
それが、マラウイ、スーダン、あと西アフリカ(確かカメルーンあたりだったはず)。
それで、それぞれのところをまわるわけですが、たまたま?優しいマラウイ人の担当の人がいて、「マラウイはThe Warm Heart of Africaだから、人がみんな温かいんですよ」という言葉を単純にも真に受け、「きっといい国に違いない!」と思い込みました。
そして要請一覧から、マラウイのコミュニティ開発局の要請内容に魅力を感じ、3つの希望国、要請内容をマラウイで揃え、場所だけ変えて応募するということに至ったわけです。
(2回目の応募だったこともあって、不合格になりたくないという気持ちも働きました苦笑)
二次試験の結果のふたをあけてみると、マラウイ!!飛んで喜びました。
・・・が、要請内容を見て、「げげっ」となるわけです。
なんと配属先は、“地域病院”
活動内容が、手洗い励行、安全な水供給、衛生教育・啓発活動、栄養改善、HIV/AIDS予防啓発、5S改善etc
(゜゜)
なんで…?苦笑
私が希望していた要請内容はというと、女性グループ支援、収入向上、成人識字教育、栄養改善etc
確かに、栄養改善同じ、対象もなんとなくは重なる。
いや、でも、私医療バックグラウンドゼロなのに大丈夫なのか?
合格通知と共に送られてきた補完研修の紙に目を落とすと、4つ。。。(詳細は技術補完研修の記事を)
そうか、経験がないから補完研修受けるってことか、と納得。
「医療バックグラウンドがないけど、何かできることはあるはず。」
「私がしたいこと(識字教育)と衛生は生活改善という意味できっと繋がるはず。」
と不安になっていた自分を鼓舞して、マラウイまでの道を進みました。
識字教育については、今度書こうと思います。
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