2014-12-20

仕事と生活のプライオリティ

マラウイに来て強く感じること、それは価値観、プライオリティ      


アフリカンタイムという言葉があり、その意は、ゆったりのんびりとした時間のことを指し、悪く言えば、物事が計画通りに進まない、時間を守らないということらしい。


それは、グローバルスタンダードから見たら、信頼を得難く、発展を妨げる要因という風に捉えることも出来る。


違う側面から見るとどうか。


彼らは仕事よりも“生活”にプライオリティがあるように見える。
(もちろんバリバリ働く人もいるとは思いますが)

家事、畑仕事、ご近所さんとの会話、親戚との付き合い(冠婚葬祭etc)等々。

だから、生活で何かあれば仕事に遅れてきたり、欠勤するのは仕方のないこと。

それを日本人やグローバルスタンダードに当てはめようとするから、お互いにイライラしたりするのではないのかなと。
(確かに、遅れるなら遅れる、休むなら休むという連絡、コミュニケーションを怠るのはいかがなものかと思うところもあるけれど)


そして、時間をお金にするということではなく、労働(やったこと)に対してのお金という考え方も日本と違うところかなーと。だから、時間に追われたり、焦ったりしない。



どっちがいいとか悪いとかではなくて、違いをきちんと受け入れあうことが必要なんだろうなと感じている最近。



きっと“生活”することも大切な“仕事”





何をどう“仕事”と捉えるかの違いなだけなんじゃないのかな。


生活が成り立った上での仕事なのか、生活を成り立たせるための仕事なのか。


それは、お金がないと生活できないのか、なくても出来るのか、

そして、生活の“質”や知恵ということにも関わってくるような気もする。






この前とあるマラウイ人にこう聞かれました。
(ちなみに彼とは宗教ネタでディスカッションを交わしたこともあります(笑)これはまた別の機会に。)



「日本はどうやって(なぜ)発展することが出来たのか?」



私は何を思ったのか、


「生活よりも仕事を選んだから。仕事に対して、真面目に、厳しくなったから。etc

と答えてしまい。。。



後になって思うと、もっと良い言葉を選べたんだろうに。。。



マラウイ人(特に大家さん、配属先の人)と話をしてると、日本のイメージってきっといい部分ばかりしか伝わってないなーって。


だからってわけでもないけど、日本の表も裏も含めて、日本という場所を少しでも知ってもらいたいし伝えられたらなぁ、なーんて。



と、同時に自分はマラウイの表裏を知る期間になるんだろうな。

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2014-12-07

マラウイという国、そしてなぜ私がマラウイに

さて、色んな方に「マラウイってどこ?」「なんでマラウイ?」ということをよく聞かれるので、今回はマラウイの概要と協力隊応募の際になぜマラウイを希望したのか、私の要請内容をつらつらと綴ってみます。


まず、マラウイってどこにあるのかというと、

アフリカ南部に位置する内陸国。




タンザニア、モザンビーク、ザンビアに囲まれています。

面積:北海道と九州分。国土の20%はマラウイ湖(アフリカで3番目の湖)
人口:約1600万人(2013年)
言語:英語、チェワ語、トゥンブカ語、ヤオ語、その他部族語
宗教:約70%キリスト教、約20%イスラム教、その他
産業:約8割が農業(メイズ(トウモロコシの一種)、タバコ、砂糖、コーヒーetc
通貨:マラウイクワチャ
首都:リロングウェ



内陸国ということもあって、輸送コストが隣国よりもかかるので、物価はそこそこ。

首都は物がそろっていますが、高いです。でも、日本食を作ろうと思えば、醤油や料理酒等はあるので、お金を出せば作れます。(だし・みりんがないのが残念)

地方はどうなのかというと、私の住んでいる場所の物価は高くはないですが、選択肢自体が少ないです。例えば、野菜で常にあるのは、トマト、玉ねぎ、じゃがいも。

にんじん、ピーマンなんてものは滅多になく、遠出した際に買うといったような感じです。


少ない種類の野菜でもマラウィアン(マラウイ人の意)は毎日それを食べています。
シマ(マラウイの主食。メイズを粉上にして練ったもの。ウガリに近い)と共に。



観光地と呼べる場所もいくつかの国立公園(ライオン、キリン、シマウマはいないらしい)とマラウイ湖。近隣諸国と比べてしまうと劣ってしまい、観光客は少なめ。

そして、輸出しているものが、タバコ、コーヒー、砂糖と国際競争にさらされる品物ばかりなので、その変動性に国内経済も左右されやすい状態です。

人口もどんどん増えています。私の配属先のヘルスセンター(そんなに大きくないところ)でも月に60~90人生まれています。公的医療はすべて無料で受けることが出来ます。

ですが、財源がない上で無料にしているので、医療関係者はがんばっても昇級や増給ということがまずありません。つまり、モチベーションに繋がらず、患者を待たせることもお構いなしなことも多々。



細かいマラウイのことについてはまた別途書くことにして、どうしてはたまたマラウイを志望することにしたのかという話に移ります。



協力隊応募を考え始めたころ、どの国を希望国として応募しようか、グローバルフェスタという毎年東京の日比谷公園で行われる国際協力の大規模イベントに行き、探ることにしました。

グローバルフェスタでは、大使館、外務省、JICANGO等々多くの団体がブースを出しているので、情報収集にはうってつけの場所でした。

と言っても、やみくもに回るのではなく、あらかじめなんとなくですが、目星をつけておきました。


それが、マラウイ、スーダン、あと西アフリカ(確かカメルーンあたりだったはず)。


それで、それぞれのところをまわるわけですが、たまたま?優しいマラウイ人の担当の人がいて、「マラウイはThe Warm Heart of Africaだから、人がみんな温かいんですよ」という言葉を単純にも真に受け、「きっといい国に違いない!」と思い込みました。


そして要請一覧から、マラウイのコミュニティ開発局の要請内容に魅力を感じ、3つの希望国、要請内容をマラウイで揃え、場所だけ変えて応募するということに至ったわけです。
(2回目の応募だったこともあって、不合格になりたくないという気持ちも働きました苦笑)



二次試験の結果のふたをあけてみると、マラウイ!!飛んで喜びました。


・・・が、要請内容を見て、「げげっ」となるわけです。



なんと配属先は、“地域病院”

活動内容が、手洗い励行、安全な水供給、衛生教育・啓発活動、栄養改善、HIV/AIDS予防啓発、5S改善etc



(゜゜)


なんで…?苦笑


私が希望していた要請内容はというと、女性グループ支援、収入向上、成人識字教育、栄養改善etc

確かに、栄養改善同じ、対象もなんとなくは重なる。



いや、でも、私医療バックグラウンドゼロなのに大丈夫なのか?

合格通知と共に送られてきた補完研修の紙に目を落とすと、4つ。。。(詳細は技術補完研修の記事を)


そうか、経験がないから補完研修受けるってことか、と納得。


「医療バックグラウンドがないけど、何かできることはあるはず。」
「私がしたいこと(識字教育)と衛生は生活改善という意味できっと繋がるはず。」



と不安になっていた自分を鼓舞して、マラウイまでの道を進みました。


識字教育については、今度書こうと思います。




さて、マラウイでの残りの日々で何をどう組み立てていくか、これからです。



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2014-11-09

派遣前訓練を終えて

さて、訓練編最後の記事。


70日間。

数字上、経験上、こんなに色濃く日常を過ごしたことはなかった。

訓練開始前日まで研修があって、準備もバタバタ。
大親友の同期隊員とワクワクと緊張のドキドキが入り混じりながらの訓練所までの道中。

訓練所の生活には比較的すぐに慣れ、170人強の候補生と“隊員になる”という共通の目標の元、四六時中時間を共にした。

一言でいえば、訓練所の生活はありえない。というより、訓練所前の生活から見ると、異色・非日常的なことばかりだったようにも思える。

だけど、訓練を修了して、そして、この記事を今マラウイから書いていて思う。

訓練所の生活も、今マラウイでの生活も非日常ではなく、すべて日常であるということ。

確かに夢のような日々だったけど、はっきりと自分の中に残っている。

何回も徹夜したし、落ち込んだし、悩んだりもした70日間だった。だからこそ、自分の中に残っているものもたくさんあるのだと思う。

訓練が始まる前は、ひっそり70日間過ごしたい、なーんて思ってはいたけれど、あまり実現することなく、ドタバタと過ごすことになりました。

でも、ドタバタしてるそういう方がいいなって再認識出来た気もする。

生活班のとある人に言われて気付けたことがある。


“結果としてじゃなくて、物事をやり抜いていく中で成長していくよね。始めるときは「やりたい!」って気持ちが強いからやっちゃうんでしょ?”(確かそんな感じのニュアンスで言われた笑)


確かに!!!とものすごく納得したのを覚えてる。


やりたいから手は挙げる。(このときあまり後先は考えていないことの方が多い)

うにょうにょ考えながら行動。むしろ考えすぎてたまに止まる。
開き直る。(大体ラストスパートに差し掛かっている)
結果:なんとかなっている。

打ってて気付いたけど、この流れずっと変わってない気がする。。。
いいのやら、悪いのやら…。



話戻します。


派遣前訓練で得たことは、数え切れないほどある。

大切にしたい言葉もたくさんもらった。
大切にしたい関係もたくさん出来た。


感情コントロール、時間の使い方、柔軟性、健康であることに感謝すること

心の声に正直に


越える壁の高さの違いを楽しむこと


etc


派遣中、その後にも活かせることだらけ。



本当に有り難いことだらけな訓練所生活でした。







帰国したら訓練所と岳温泉に遊びに行こうかな。(笑)


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2014-11-08

派遣前訓練その4

4弾は行事編。

前回スポーツ大会の紹介をしましたが、それ以外にも訓練中はたくさんの行事や訓練プログラムがあります。

・野外訓練
・所外活動(2回)
・被災地ツアー(任意参加)
・御礼祭(前夜祭)


▼野外訓練
途上国の生活様式を派遣前に経験するということで、水汲み、火起こしでの自炊、オリエンテーリング(9km11km13kmから選択、イメージ的にはクイズラリーが近い?)、様々な野外活動講座(ロープワーク、水のろ過、石鹸作り、魚のさばき方、鳥のさばき方、ヨガ、ボディパーカッション、ネイチャーゲームetc)を2日間行います。夜はテント泊。

なんと1日目の夜、豪雨、雷、突風、雹に見舞われるという事態。2日間で様々な天候を経験でき、ラッキーでした!()



▼所外活動
新しい場所で、自分の役割を探し、相手との信頼関係を築くということで、複数人で受け入れ先の活動場所へ2回伺うという内容。(受け入れ先は、農家さん、保育園、老人ホーム、障がい者支援施設、NPO等々)

私は、保育園に。久しぶりのちびっこたち\(^^)/伺った保育園は、0歳~5歳までを対象としている保育園で、1回目と2回目それぞれ年齢が違うクラスを担当しました。


放射能の影響を考慮して、園児たちが外で遊べる時間も制限されていたので、夏場でも水浴びやお散歩の時間も極僅かでした。外がだめでも中で思いっきり遊びました。


同時に、中学生の頃、職業体験で行った保育園の経験とはまた違った角度で、保育園を見ることが出来た気がします。訓練所の生活に疲れていたこともあり、かなりリフレッシュすることができた所外活動でした。



▼被災地ツアー
訓練所がある、福島県二本松市。ということで、被災地ツアーが任意参加で開催されました。1つはいわき市、もう1つは南相馬市へ。どちらに参加するか考えましたが、やはり何度か足を運んでいる南相馬市を派遣前に訪れたい、と思い南相馬市のツアーに参加しました。どちらのツアーも日帰りで、被災地関連の施設や、関係者の方のお話を伺うというのがどちらのツアーも共通項としてありました。

南相馬市ツアーは、被災地視察(小高区、海岸沿い周辺)、道の駅、南相馬ソーラーアグリパーク見学という内容でした。名前だけは知っていたものの訪れたことのない、ソーラーアグリパークは、大人も子どももエネルギーのことを考えながら学ぶことが出来る場所だと感じました。




被災地に初めて訪れる候補生も多かったようで、それぞれ何かを感じ考えることが出来たツアーなのではないかと思います。

▼御礼祭(前夜祭)
NTCでは、訓練修了間際に候補生が企画し出演も候補生という前夜祭というものがあります。26-2では、感謝を示そうという意味合いも込めて、“御礼祭”とし、企画・運営を行いました。しかし、この御礼祭の時期が、最終試験の直後ということもあり、かなりどたばたとした準備になりました。



当日、美術、デザイン隊員に作ってもらった看板


内容は、楽器演奏や合唱、劇、ダンス等々、それぞれの趣味や特技を生かした演目でした。御礼祭実行委員長に声をかけられ、実行委員として準備に取り組みましたが、今思えばよくやったなーと思います。


出演演目は5個。(ダンスx2、歌x2、ボディパーカッション)

それらの練習、投票関係の準備、集計。もちろん試験の勉強もきちんとやりました。Tクラスの最後のワークショップも。

出演者同士はもちろん来場してくれた人たち全員に、訓練所での最後の思い出として御礼祭が刻まれたであろうと思います。早朝練習やすき間時間にやった練習、直前に詰め込んだ練習も今となっては全部いい思い出です。()




さてさて、訓練所での生活はイメージしていただけたのではないかなと思います。


次回は訓練所編最後として、訓練を受けての自分の気持ちを書いて終わりにしようかと思います!



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2014-11-07

派遣前訓練その3

3弾は、生活班・委員会編~

訓練所では、生活班、委員会での活動が訓練の半分くらいを占めていると言っても過言ではありません。


生活班とは、宿泊棟にある居室を1015人程度で1班として生活や様々な訓練プログラムを共に行う班のことです。朝起きてから、夜の点呼まで、顔を合わせることがない日はないのではないかというくらい、多くの時間を共有します。

生活班では、週1回班別ミーティング・班ゼミというものを行ったり、班での生活ルールを共有したり、班Tシャツを作ったり、誕生日会をしたり、スポーツ大会、野外訓練、日本研究、前夜祭等々、楽しいことから真面目なことまでを共に行います。


そして、語学や人間関係等々の悩みをお互い打ち明けることが出来るのも生活班のメンバー。本当に笑いあり、涙ありです。


この生活班、とても不思議なのが、班によってカラーがあり、似たような人が集まっているような気がしました。(26-2NTCの場合、名前順で班がわけられています)
名前順なはずなのに、すごいね~とよく班の人と話していたことを思い出します。

生活班のメンバーが私はとても好きで、協力隊の活動が終わり、帰国した際にはまた会いたいと思っています。



そして、各班からそれぞれ委員会メンバーを選出します。委員会は以下の通り。

・班長(生活班班長、宿泊棟のルールや生活ルールを決めたりする)
・体育委員会(朝のラジオ体操・ランニング(運動)、スポーツ大会企画・運営、体力測定)
・図書委員会(図書館の図書貸し出し)
・講座委員会(各講座の連絡、ボランティアスピリット講座の企画・運営)
・野外訓練委員会(野外訓練企画・運営)
・ラジオ委員会(ラジオ番組作成・編集)


委員会毎でミーティング・活動頻度は異なりますが、どの委員会も訓練活動に欠かせないです。
また、委員会に所属していない人は、食事当番や全体日直というものをやったりします。


ちなみに私は体育委員でした。最初の頃は、ラジオ体操やる気ないだのと言われたりしましたが、最後までにはラジオ体操2番までばっちり出来るようになりました!笑

スポーツ大会の種目、ルールも体育委員が決めるので、体力のあるなし関係なしに参加できることを踏まえたうえで考える必要がありました。種目を楽しんでもらえるか、どきどきひやひやしましたが、楽しめたという声が多く聞けたので頑張った甲斐があったなと思いました。


次は、スポーツ大会を除いた訓練所での行事等々について。

訓練所編はあと2回を予定してまーす!


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2014-11-06

派遣前訓練その2

2弾は語学・講座編~

まず、訓練所内では、ID(名札)の携帯が必須となっています。
訓練言語がストラップの色で分けられているので、一目でその人の訓練言語が分かるという仕組みです。

そして、訓練言語を基本的には使うことが決められているので、自分と同じ色のストップをしている人にはその言語を用いて会話をします。(宿泊棟では緩い)
研修棟の天井にはこんな文字が


英語が訓練言語の候補生は、非英語言語の候補生の挨拶や簡単な会話を真似したりもして、訓練所内の会話はとてもインターナショナルでした。



前回の一日のスケジュールにも記載したように、語学は一日に約5時間。自習時間も含めると人によっては、10時間やそれ以上になることも。


英語の場合、午前中は、ホームクラスといって日常会話中心のクラスがあります。

クラスは大体4人~6人の少人数制でレベル別に分けられ、私のクラスは、6人でした。
英語の講師の先生の出身地は様々で、アメリカ・イギリス・アイスランド・フィリピン・ネパール・ジンバブエ・ガーナ等々。

テーマに沿った英会話(買い物、道案内、病院、電話応対、派遣先での挨拶練習等々)や、派遣国や出身地のプレゼンテーション、11記事ずつ新聞から選んだニュースを発表したり、宿題で文法をおさらいしたり日記を書いたり、とにもかくにもコミュニケーションがメインです。

マラウイ紹介パワポ



そして、Cooking ClassOutdoor Lessonという日があります。
Cooking Classはクラス毎でメニューを考え、英語を使いながらみんなで料理をし、Outdoor Lessonでは、訓練所の外に1日お出かけ(プランもクラス毎で別々)をしながら、訓練所の外でも訓練言語を使う練習が目的とされています。


Cooking Classでは、お好み焼き・ゴーヤチャンプルetcを作りました!
訓練所ではなかなか粉ものを食べる機会はなかったので、美味しかった~。



Outdoor Lessonでは、二本松神社、郡山駅周辺散策をしました。(ふれあい科学館、ランチ、ショッピング)
ホームクラスは、笑いが絶えないクラスで、ロールプレイやプレゼンも楽しかったし、自分の鈍っていたスピーキングも取り戻せました。


英語が訓練言語の場合、午後はTechnical Class(通称Tクラス)があります。

これは、派遣先での活動を想定した英語を学習するクラスです。
大体職種毎にクラスが構成されます。コミュニティ開発は分野ごとにざっくりですが、クラスが分けられていました。(農業・水/衛生・NGO/一村一品関係)

コミュニティ開発のTクラスは、自分の要請内容に基づいたワークショップを1週間に1回(50分間)クラスメイトに対して行うというのがメインでした。
技術補完研修で学んだ“ファシリテーター”という役割を英語で行うということは、思っていた以上に難しいことでした。

まず、5回分のテーマを先生のアドバイスをもらいながら決定。
対象者は誰なのか、ワークショップを通して、何を考え、そして得てもらうのか、どのようなアイスブレイクやディスカッション、アクティビティが効果的か、どのようなヴィジュアルを用いてイメージを抱いてもらうか等々。

まさにゼロからの組み立てで、自分のアイデアがぽんぽん浮かぶ時もあれば、直前までこれで本当に大丈夫かなと思うときも。
しかし、アイデアがぽんぽん浮かんで自分の中ではいけると思っていても実際にワークショップの最中に上手くいかなかったり、フィードバックで指摘を受けたり、逆に不安だと思っていた回が終わってみたら上手くいったりと、一喜一憂なTクラスでした。


しかし、ファシリテーターとして自分がどのような立ち振る舞いをするべきかというワークショップを実施する中で重要な部分をTクラスで学ぶことが出来ました。

ちなみに、ホームクラスもTクラスも他の同じくらいのレベル・同職種のクラスとのJoint Classというのもあったりして、多数の人と話が出来る機会もありました。


そして、講座。
講座は、青年海外協力隊として派遣される上で知っておくべきことを、多方面から様々な分野の講師の方がしてくださいます。

大きく分けて、
・国際協力関係講座JICA概要やODA等援助関係)
・安全対策分野(犯罪、交通事情等)
・健康管理分野(マラリア、HIV/AIDS、メンタルケア、歯科衛生、予防接種等)
・活動関係分野(ファシリテーション、コミュニケーション、プレゼンテーション、野外訓練、所外活動等々)
・自主講座(候補生が候補生に対して自主企画で行うもの)

ボランティアスピリット講座時のワールドカフェ形式での話し合い
なんとなーく内容は想像していただけると思うので、自主講座について軽く紹介。
(野外訓練、所外活動は別記事にて触れます)


候補生が今まで培ってきた経験・知識を他の候補生に対して、様々な形で企画・開催できるのが、自主講座。

私が訓練所にいた際は、折り紙、けん玉等の日本の遊びから、環境教育、マーケティング、マスメディア等の経験・知識を生かしたもの、スポーツ、ストレッチ等々、オールラウンドです。

自主講座の参加は任意なので、自分が知りたい、やってみたいと思うものに参加。
ちなみに、私は技術補完研修のHIV/AIDS研修のメンバーと一緒に自主講座を開催しました。

基礎的な知識(HIVAIDSの意味合いの違い等)、グループワークを通して、HIV/AIDSは途上国だけの問題ではなく、誰にとっても身近な問題であるということを伝えました。



他の候補生の自主講座も目からうろこなことばかりで、とてもいい刺激になりました。


様々なバックグラウンドを持った人たちと出逢えるのも協力隊の面白いかつ素敵なところ。

次回は生活班、委員会活動について!



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2014-11-05

派遣前訓練その1

訓練所での生活について何回かにわけてご紹介!

青年海外協力隊の派遣前訓練の期間は70日間(昔は100日間程度あったそうです)。

そして、福島県二本松市または長野県駒ヶ根市にある訓練所で行われます。
訓練所がどちらになるかは派遣される国(語学)によって、割り振られます。

アフリカ(英語圏、一部仏語圏)、中東(アラビア語圏)、東南アジア(タイ、カンボジア、ラオス、ベトナム、インドネシア、マレーシア、東ティモール)は、二本松市にある訓練所にて訓練を行います。

マラウイの公用語は英語なので、私は二本松訓練所(通称NTC)での訓練を受けました。

二本松駅から路線バスで30分ほど、途中に小規模温泉街(岳温泉、コンビニはここが一番近い)があり、安達太良山へ向かう中腹あたりにNTCはあります。



訓練所は大きく分けて3つの棟に分かれています。

1.研修棟(語学授業での教室や講座を受ける講堂、図書室、パソコン室等)
2.管理棟(スタッフルーム、守衛室、救護室等)
3.宿泊棟(居室、洗濯室、浴場、食堂等)



派遣前訓練は、その名の通り派遣前ということで、ほぼ全てのことが任国において活用できるような訓練プログラムになっています。





施設の作りも階段がとても多く、入所・退所日には荷物を運ぶことも一苦労ですが、それも任国においての体力作りの一環と捉えることも出来るのです。

また、11室与えられる居室の施錠も習慣として行うことによって、任国でもその習慣を忘れることなく行うであろうとされています。










つまりは、捉え方次第で何でも訓練となってしまうのが、この派遣前訓練。


平日月曜から土曜の17時までを課業とし、土曜17時から日曜は休日という風になっています。


-平日の主な一日の流れ-

6:30           ラジオ体操、ランニング(2~3km)
7:10~8:00       朝食
8:45~11:35        語学(50分×3
11:40~12:30      昼食
13:00~14:50      語学(50分×2
15:00~17:00      講座or自習or予防接種等
18:00~18:50      夕食
夕食後~22:30    自習(火曜は19:10~20:30頃まで生活班ミーティング)
22:40              点呼
23:00              消灯(居室の外には基本的には出れません)

休日の門限は22時、届けを出しておけば土曜は外泊も可能です。



飲み屋さんや日帰り温泉等がある岳温泉


次回は語学・講座に関してご紹介!


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Collateral Beauty

映画レビューを細々と始めてみようかと思います。 今回は「Collateral Beauty」(邦題:「素晴らしきかな、人生」)。 広告代理店を経営する主人公ハワード(ウィル・スミス)、カリスマ性もあり事業も軌道に乗っていた矢先に、最愛の娘を亡くします。 食事や睡眠...